ヨーロッパモトクロス世界選手権(EMX)とは、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)が主催する 世界最高峰クラスのモトクロスレースで、ヨーロッパ中を転戦しながらチャンピオンシップを争います。
1シーズン8戦開催され、各クラス決勝は30分+2ラップを2レース行い、チャンピオンは年間トータル獲得ポイントにより決定されます。コースは、ヨーロッパの広大な土地を利用した、ダイナミックなレイアウトのコースが多く、日本にはないサンドコースや起伏に富んだ自然の地形を利用し、人工的セクションを設けたダートコースで競われます。世ヨーロッパを中心に、世界中からトップライダーが集う最高峰のレースという位置付けです。
モトクロス世界一の国といえばアメリカでしたが、近年ではフランス、ベルギーなどのヨーロッパ勢が席巻し、特にフランスはモトクロスのオリンピックと言われる「モトクロス・オブ・ネイションズ」で、連続の優勝を果たし、世界最強の名を欲しいままにしています。クラスは、MX2(4ストローク250cc以下)、マシンは市販の競技専用車両にチューニングを行い、戦闘力をさらに向上させたモトクロッサーを使用します。
モトクロッサーを用いて、未舗装のレース専用周回コースで順位を競う、モトクロスというスポーツのご紹介。
能塚智寛が2016年にチャンピオンを獲得した、モトクロスの国内最高峰レース、全日本モトクロス選手権のご紹介。
ヨーロッパで行われる、ヨーロッパモトクロス選手権のご紹介。2019年度よりフランスを拠点に参戦を開始します。